いわない …道の駅(17)

北海道

『道の駅 いわない』は、1993(平成5)年4月22日に登録され、登録番号は14。
ほかに登録された道の駅は『三笠』『スタープラザ 芦別』『望羊中山』など13か所ある。
つまり、第1期で開設された道の駅である。

岩内町は国道229号国道276号が通っており、それぞれの国道が合流する地点である。

岩内町ホッケたら類などを漁獲する漁場として有名である。
そのため、たらをモチーフにしたマスコットキャラクター“たら丸”があり、そのグッズが販売されている。

また、岩内町は大相撲力士 一山本関の出身地であり、等身大のパネルが展示されている。

岩内町には美術館が2つあり、隣町の共和町にも美術館がある。木田金次郎美術館荒井記念美術館(ともに岩内町)、そして、西村計雄記念美術館(共和町)である。

北海道道66号(=岩内洞爺線)はニセコを経由する道路で通称「パノラマライン」といわれている。岩内から蘭越へ行くための近道であるが、冬季は共和町老古美から蘭越町湯里までの間が通行止めになる。

約20年ぶりに岩内町を訪れたが、新たにトンネルが増えていた。
平成19年に1,048mある「弁慶トンネル」が竣工された。
トンネルを建設する目的は安全の確保であるが、これによって日本海岸沿いの景色を見ることができなくなるのは残念である。
冬に大荒れする日本海を知れば仕方ない。

それこそ20年ほど前の話になる。
泊村を通る国道229号にあるトンネルのいくつかは幅が狭く、トラックが往来するため片側交互通行であった。
トンネルの入口で待機していると、日本海の高波が自動車を覆ってきた。
しかも、その高波に小石が混じっていたため自動車に「ガツン」と接触する音がした。
苦い思い出である。

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