ブログを掲載するようになって、意識していることがあります。
それは、『日本語』です。
熟語やことわざ、慣用句を正しく使っているか。
文法を正しく使っているか。
誤字や脱字はないか。
ときには、辞書を引いたり、インターネットで調べたりしながらブログを書いています。
ここでも、早速インターネットで”ブログを書く”という表現は正しいのかを調べました。
気になったのは”書く”という言葉です。
このようにパソコンに入力する動作も”書く”と表現して良いのか。
『コトバンク』では、次のように掲載されていました。(一部を引用)
“書く”には、タイプライターの出現によって、個人の「書字」も機械化され始めた。欧米においては、タイプライターの出現によって、個人の「書字」も機械化され始めた。タイプライターの出現は「書く」機会を減少せしめることになった。
ワードプロセッサー(ワープロ、word processer)が開発され急速に普及した今日では、「書く」とい概念は根本的な見直しを迫られている。ここでは「書く」というのはキーに触れるだけのことにすぎない。近い将来、音声言語の自動変換を利用するようになったときには、「書く」ということばは、もはや「(文字が)書かれる」という受動形でしか使えないものになるかもしれない。
『矢島文夫著『文字学のたのしみ』(1977・大修館書店)』
言葉のもつ本来の意味、そして奥深さを実感しました。
ちなみに、「筆記」は”書き記すこと、あるいは筆で書くこと”と掲載されていました。
私は、『おこなう』を漢字に変換する場合、『行なう』と表記します。
正しい日本語は『行う』なのでしょうが、過去形にした場合、『行った』は「おこなった」なのか「いった」なのか、読み手に伝わりづらいと思うので、あえて『行なった』と表記することにしています。
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