リスクマネジャー

仕事

上司に『リスクマネジメント』に関する部署への配属を命じられたことがありました。
リスクマネジメントの考えを簡単にいうと、次の2つです。
① 事故を未然に防ぐこと
② 事故が発生した場合、最小限に抑えること

実際、リスクマネジメントの研修を受けたことがあります。
重要なのは、やはり“予防”で、やるべきことをしっかり行なうことです。
やるべきことを行わずに事故が発生すれば、重大な責任を負うことになります。
そのため、社員(職員)に対する教育や研修が必要になります。
しかし、その上司は責任の追及ばかり要求してきました。

組織からの視点で考えると、「どのように責任を取るか」です。
つまり、「誰が責任を取るか」「誰に責任を取らせるか」です。
リスクマネジメントに関する部署は、組織にとって非常に好都合です。
事故に関する専門の部署なので、上司にしてみれば「事故に関することは、すべてリスクマネジメントに関する部署へ一任しています」と言い逃れをすることができます。
リスクマネジメントは組織にとって重要なことですが、都合よくあしらわれることもあります。

 

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