今年、私が読み終えた書籍を紹介します。
書 籍:一冊でわかる幕末
著 者:大石学
出版社:河出書房新社
発行日:2020年11月30日
日本史では幕末から明治維新にかけての時代が好きで、この書籍を購入しました。
高校時代は歴史に興味はありませんでした。
「過去を勉強して何を得られるのか」という考えと、年号など細かいことまで覚えることが嫌でした。
そのため、地理学を選択しました。
実際、地理学は幅広くて、勉強するのに苦労しました…。
(地理学は、地形、気候、土壌などの自然現象を対象とする自然地理学、産業や社会などの人文天気事象を対象とする人文地理学があります。)
話が逸れました。
幕末が好きになったきっかけは、NHK大河ドラマ『新選組!』です。
最近は新型コロナウィルスの影響によって遠出をすることが激減しましたが、それ以前は1年に1-2回ほど函館を訪れていました。
新選組の副長として活躍していた土方歳三は、函館戦争に縁があります。
ドラマを放送していた当時、函館はJRや市電に『新選組!』で土方歳三役を演じていた山本耕史さんを大々的にPRしていました。
幕末や明治維新を理解するには、新選組とくに土方歳三を知れば、概ね理解することができます。
内容は、5章(鎖国の限界、開国の動乱、幕府の衰退、倒幕の決断、内戦の果て)で構成されています。
幕末の流れをとても解りやすく書かれていて、日本史の知識が乏しい私でも十分に理解することができました。
幕末の流れを知るための入門書として適している書籍です。
余談ですが、私は書籍を購入するにあたり、ちょっとしたこだわりがあります。
可能なかぎり、初版初刷(第1刷)を購入します。
「流行する前に購入した」という、くだらない自己満足感を楽しむためです。
ちなみに、この書籍も初刷を購入しました。
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