5月10日(金)、士幌町総合研修センターで開催された『北海道士幌高等学校 校内意見発表会』を一部観覧しました。
校内行事であるのに、学校の体育館を使用せず、公共施設で開催していたことに驚きました。
客席は手前から階段状に高くなっており、演台が観やすいように配置されていました。
観覧している人の多くは士幌高校の生徒でしたが、最前列は一般客のために用意されていました。
客席の手前には7名の審査員がおり、原稿を確認しながら発表者を1人ずつ審査していました。
1人あたりの発表時間は7分間で、発表時間を超過すると減点になります。
そのため、6分30秒ぐらいで発表すればちょうど良いでしょう。
高校時代から、このような舞台で発表や演説をする経験は、とても貴重だと思います。
社会人になれば、自分の意見や主張をしなければならないときがあるでしょう。
営業職では、商品とともに自分自身をアピール、つまり自己表現する必要があります。
このような場合、場数を踏んでいるほうが圧倒的に有利です。
「次は、こうしよう」「次は、あの人の話術を取り入れよう」と自分で考えることができます。
また、自分で解らないことは誰かに相談するという経験も大事です。
私は、社会人になって舞台での発表を経験したのは、30代後半です。
校内意見発表会と同じように、発表時間を遵守しなければなりません。
声の大きさ、速度、抑揚のほか、視線など、注意すべきことがたくさんあります。
発表するとき、最も大事なのは「聞き手は誰か?」です。
その人に合わせた言葉を用いる必要があります。
極端な話をすれば、聞き手が小学生の場合と同業者の場合では、用いる言葉が違います。
つまり、聞き手に理解度を合わせるのです。
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