1970年代、”愛の国から幸福へ”というキャッチフレーズのもと、2つの駅が有名になりました。
旧国鉄広尾線にあった『愛国駅』と『幸福駅』です。
1982年に広尾線は廃止されましたが、2つの駅は今でも残っています。
愛国駅の周辺は住宅が並んでいますが、幸福駅の周辺はのどかな畑作風景が広がっています。
どちらの駅も国道236号からすぐ近くにあります。
帯広広尾自動車道を利用する場合は、愛国駅は帯広川西IC、幸福駅は幸福ICから下りると便利です。
幸福駅は、老朽化が進み、2013年に改築されました。
改築前の駅舎には、幸福を祈願してなのか、足跡を残したいのか、壁や天井などにいろんな紙が貼られていました。
メモ紙、名刺、交通違反をしたときに交付される紙、写真など…。
現在は、近くの売店で貼付用の紙が販売されているようです。
また、夏季は『幸福駅ハッピーセレモニー』という結婚式風のイベントが開催されています。
タキシードやウエディングドレス、レッドカーペットなどが用意されていて、立会人もいます。
20年ほど前ですが、私も参加したことがあります。
こちらの様子を見ていた観光客から「おめでとー!」と祝福されたことを覚えています。
記念撮影した写真を台紙に入れて渡してくれました。
それにしても、本当に素敵な名前の駅ですよね。
帯広市には、まだ魅力的なところがたくさんあります。
旅の魅力は、やはり現地に訪れることです。
このブログを開設したことをきっかけに、十勝の新たな魅力を再発見したくなりました。
また、見知らぬ土地を旅したいなぁ~。
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