新得町は、国道38号が通っており、狩勝峠を隔てて南富良野町と隣接しています。
また、道東自動車道も通っています。
旭川方面、札幌方面から十勝へ入る場合の玄関と言っても良いでしょう。
(『北の道ナビ』より)
宮下奈都さんを知っていますか。
エッセイ『神さまたちの遊ぶ庭』、小説『羊と鋼の森(ひつじとはがねのもり)』を執筆した作家です。
後者は”2016年 本屋大賞”の大賞を受賞されました。
エッセイ、小説ともに舞台になったのが、新得町にあるトムラウシなのです。
宮下さんは、1年間の山村留学をした経験をもとに執筆したようです。
後者の主人公は、戸村(トムラ)という青年です。
映画化もされています。
山崎賢人さん、上白石萌音さん、三浦友和さんらが出演しました。
ただ、実際の撮影は旭川市や鷹栖町が多かったようですね。
トムラウシという名前は、トムラウシ山を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
標高は2,100m以上もあるので、遭難事故に注意する必要があります。
新得市街から北へ40kmほど行くと、富村牛小中学校があり、山村留学も行なっています。
学校へ訪問し、校内を見学したことがあります。
1クラスに児童(生徒)の机が数個だけ置かれており、ほぼ1対1で授業を受けることができます。
大人数のいる教室で授業を受けるのが苦手な子どもにとっては、理想的な学校ではないでしょうか。
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