書 籍:新 もういちど読む山川世界史 PLUS ヨーロッパ・アメリカ編
編 者:「世界の歴史」編集委員会
発行者:野澤武史
出版社:山川出版社
発行日:2017年7月31日 1版1刷(初版を購入することができました。)
こちらの書籍は、高校で使用される教科書を一般向けにしたような内容です。
時代の一部を切り取って説明している書籍はたくさんありますが、すべての時代を客観的に説明している書籍はたくさんありそうで意外と少ないかもしれません。
教科書のような内容なので、「○○だと思う」といった著者の主観的な意見や表現は一切ありません。
余談です。
以前に紹介した『 新 もういちど読む山川世界史』において、私が興味をもったのは“ヨーロッパ人名対照表”です。
(英語) (独語) (仏語) (露語) (羅語)
キャサリン カタリーナ カトリーヌ エカチェリーナ
チャールズ カール シャルル カルロス
ジョン ハンス ジャン イヴァン ヨハネス
ピーター ペーター ピュール ピョートル
これは、ほんの一例ですが、人名が国によって大きく異なることを初めて知りました。
ポーランドが、1世紀以上にわたり国家が消滅したことを知りました。
1795年にプロイセン、オーストリア、ロシアによって3分割され、1918年に独立国家として復活しました。
また、ソヴィエト連邦において、ゴルバチョフ書記長がペレストロイカ(立て直し)によって抑圧を解除することにより、国民が一緒になって社会主義体制の再生を信じていましたが、国民はしだいに社会主義改革よりも資本主義への移行を口にするようになったことも、こちらの書籍で知りました。
世界史の知識は、高校時代に習った時点で停止しています。
これまでニュースを見ても、ピンと来ませんでした。
こうして世界史を再び勉強するようになると、少しずつですが、世界の情勢を理解することができるようになりました。
歴史の積み重ねによって現在があること、現在の問題は過去の歴史が原因であることを忘れてはなりません。
今後、世界史に関する書籍をあと3冊、日本史に関する書籍を2冊、北海道の歴史に関する書籍を1冊読む予定です。
書籍は、すでに購入しています。
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