白老町は、虎杖浜たらこや虎杖浜温泉、和牛などが有名な町ですが、2020年に新たな施設が登場し、注目を集めています。
アイヌの文化を伝承する施設『ウポポイ』です。
私は、白老町よりも平取町のほうがアイヌの印象が強かったです。
理由は、平取町二風谷に『平取町立二風谷アイヌ文化博物館』があるからです。
(「北の道ナビ」より)
『ウポポイ 民族共生象徴空間』に行ってきました。
2020年7月に一般公開されているので、もう少しで2周年になるのですね~。
入場料は、大人が1,200円、高校生が600円、中学生以下が無料です。
駐車場は、1回につき500円です。
『ウポポイ』とは、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味します。
ゲートを入場すると、まもなく『国立アイヌ民族博物館』があります。
1階には、売店や図書室、2階へ行くための受付などがあります。
2階へ行くには予約が必要ですが、混雑していなければ当日に予約することもできます。
2階にあるパノラミックロビーからは、大きな窓越しに、ポロト湖を含む広大な敷地を一望することができます。
奥へ進むと、基本展示室があります。
アイヌ民族の視点で、「ことば」「世界」「くらし」「歴史」「しごと」「交流」の6つの大テーマについて紹介しています。
私がとくに注目したのは、“シャクシャインの戦い”と“クナシリ・メナシの戦い”です。
この2つの戦いは、松前藩と関係があり、いずれもアイヌ側が悲しい最期を迎えて戦いが終わりました。
その様子がビデオやパネルで展示されていました。
屋外へ出て、チキサニ広場を進むと、博物館の2階から眺望したポロト湖が眼前にが広がっています。
さらに奥へ進むと、『伝統的コタン』がありました。
“シノッチセ”、”ポロチセ”、”ポンチセ”という3棟の家屋が再現されいます。
日時が合えば、数々の体験をすることができるので、1日では足りないかもしれません。
最後に、エントランス棟ショップに寄って退場しました。
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