太陽と埃の中で

マスメディア

2022年11月、ASKAさんがアルバム『Woderful World』を発売しました。
その1曲目に、『太陽と埃の中で』が収録されています。

私がASKAさんを好きになったのは、1989年、フジテレビの番組『MUSIC FAIR』で、CHAGE & ASUKA『LOVE SONG』を熱唱している姿を視聴したときです。
とくに、ASKAさんのロングトーンとChageさんのハイトーンの絶妙なコーラスが、心を揺さぶりました。
それ以来、アルバムが発売されるたびに購入しました。

『太陽と埃の中で』は、1990年に発売されたアルバム『SEE YA』の11曲目に収録されています。
(名前を“CHAGE & ASKA”に改名)
作詞と作曲はASKAさん(当時は飛鳥涼)ですが、編曲はASKAさんとJess Baileyさんが手がけました。
音楽の拠点をロンドンに移したときに制作された作品です。

今回の『太陽と埃の中で』の編曲は、澤近泰輔さんが手がけました。
澤近さんは、CHAGE and ASKAの曲を編曲し、数々のヒット曲を送り出しました。
また、キーボード担当として、CHAGE and ASKAのツアーにも参加していました。
感想は、ひと言でいえば、ダイナミック。
これまでの『太陽と埃の中で』とはまったく違った曲の雰囲気に仕上がっていて、聴いてきて気持ちいい。

同アルバムの9曲目には、『PRIDE』も収録されています。
こちらも、澤近さんが編曲しました。
ちなみに、1989年に発売されたアルバム『PRIDE』に収録されている『PRIDE』も、澤近さんが編曲しました。

なぜ、CHAGE and ASKAの歌を、ASKAとしてリメイクしているのでしょうか。
以前、ASKAさんは「ある人に「CHAGE and ASKAの歌を使わせてほしい」とお願いされたが、使用権の問題が生じてしまう。それならば、ASKAとしてリメイクすれば使用権の問題をクリアできる」といった旨を話していました。

『太陽と埃の中で』は、CHAGE and ASKA、ASKAの楽曲のなかで、ベスト10に入る名曲です。

 

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