今年、私が読み終えた書籍を紹介します。
書 籍:つなげてみれば超わかる 日本史×世界史
著 者:森村宗冬
出版社:彩図社
発行日:2019年11月22日(第1刷を購入することができました。)
1章 人類の誕生と発展
2章 世界の文明の発展と日本の国際デビュー
3章 軍事大国化した日本と大航海時代のヨーロッパ
4章 江戸の泰平と世界の戦乱
5章 日本の近代化と世界大戦
以上の5つに分けて、日本と世界の動きを同時に結びつけて知ることができました。
例えば、4章において、次のような内容が記載されています。
世界史… ヨーロッパで約200年にわたり革命と戦争の時代が続く
日本史… 日本武器の鋳造にも使用される銅を海外に輸出する
世界史… ヨーロッパで日本美術ブームが進化する
日本史… プロイセン王国でつくられた絵の具が使用した傑作が描かれる
私は、今まで世界史と日本史の歴史を別々に勉強していました。
そのため、世界と日本の時代を結びつけて考えることでできませんでした。
明治時代になり、日本が本格的に世界に進出した頃からようやく世界の時代と同時に理解することができました。
こうして世界史と日本史を同時並行しながら勉強すると、新たな”気づき”を知ることができました。
上述のように、「ヨーロッパで作られた絵の具が日本の浮世絵に使用され、さらにその浮世絵がヨーロッパで評価されていた」なんて、想像したこともありませんでした。
「歴史を勉強しても役に立たない」と批評する人もいます。
しかし、私は歴史を知ることはとても大切なことだと思っています。
当たり前のことですが、現在があるのは過去の積み重ねがあるからです。
その経験値によって、新たな時代を創ることができます。
また、コミュニケーションをするためには、歴史を知っていなければならないこともあります。
これからも世界史を知るために、現在も世界史に関する書籍を読んでいます。
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