書 籍:なぜ、私は誰とでも寝てしまうのか ~令和女性10人のセックス黙示録
著 者:福田光睦
出版社:双葉社
発行日:2024年5月25日 第1刷発行(第1刷を購入)
書店内を散策していたら、社会に関するコーナーがあり、女性の“性”に関する書籍が並んでいた。
そのうち5冊ほどを手に取り、帯、目次、発行日などを簡単に見比べた。
やはり、目次が衝撃的であった。
【目次】
第一章 「今までで一番よかったセックスなんてない。だって、一週間前に食べたお米の味覚えて…」
第二章 「どうやって会話したらいいかわからないから、セックスをした」
第三章 「一晩過ごすなら、最低四回はしてほしいです」
第四章 「正直、お金貰えてセックスできるって最高じゃないですか?」
第五章 「理想はやっぱり、見知らぬ男性や労働者の人たちに犯されることですね」
第六章 「初恋は、あったと思うけど、印象がない。今となっては、セックスをしないと好きかど…」
第七章 「愛が深くて、求めるものがオーバーして、それが叶わないから他の人にいっちゃうのかも」
第八章 「足立区で《ヤリマン》と言ったら、ウチの家族のことだってすぐバレますよ」
第九章 「家がずっとヤリ部屋になってます。休みの日は、常に誰か男がいる、みたいな(笑)」
第十章 「私は選択権が自分にあるのがいいんだと思う」
著者が10人の女性と対談した内容が記されている。
目次を見てもわかるように、こひらの書籍に登場する女性はみなセックスに対して積極的である。
もし、被害的なものであれば性犯罪になってしまう。
女性たちが生まれ育った家庭環境が取材されているが、母親の血筋を引いている女性もいる。
登場してくる女性の多くが性風俗やAV業界を就職先に選んでいる。
一般的に性に関する話題はタブーであるため、日常の雑談で取り上げられることはない。
最近は「ハラスメント」という言葉が広がり、話題にする言葉ひとつひとつに注意を払わなければならない。
男女ともにセックスに積極的な人は多いのかもしれない。
セックスに対してもっとオープンに話題にすることができれば、親子間での性教育や性に関する相談などをしやすくなるかもしれない。
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