モール温泉(モール泉)に魅せられて

趣味・娯楽

モール温泉といえば十勝川温泉が有名である。

モール温泉(モール泉)とは、泥炭層を通して湧出する透明で褐色を帯びた植物質を含む温泉のことであり、フミン酸やフルボ酸といった肌をすべすべにする植物性の有機物が含まれており、女性に嬉しい「美人の湯」として有名である。
日本ではモール泉についての定義がないため、アルカリ性単純温泉、炭酸水素塩泉、ナトリウム塩化物泉などに分かれる。

私がモール温泉を知った当時、「モール温泉はドイツのバーデン・バーデンと十勝川温泉の2か所だけでとても珍しい」と言われていたが、実際は日本にも数か所あるようだ。
バーデン・バーデンとまったく同じ成分が湧出しているのが十勝川温泉だけなのか…。

モール温泉は十勝川温泉だけではなく帯広市内にも存在する。
一般社団法人 帯広観光コンベンション協会で運営している『帯広温泉郷マップ』というホームページがある。
また、モール泉に恵まれた帯広の魅力を伝えるため、地域おこし協力隊員として活躍していた今雅昭さんが部長を務めた『帯広温泉俱楽部』がある。
いずれも、帯広市のホームページからもアクセスすることができる。
ちなみに、温泉総選挙2021の女子旅部門に『帯広温泉郷』としてエントリーし、3位に輝いた。

帯広市内から湧出する温泉がすべてモール泉というわけではない。
『モール温泉』と付記されておらず、ナトリウム塩化物温泉といった泉質名だけ掲示している温泉施設もある。

私は、やはり十勝川温泉のように茶褐色で独特なにおいがするモール温泉が好きだ。
ちなみに、十勝川温泉は北海道遺産に選定されている。

私は温泉が大好きである。
一時期、「温泉に関わる仕事をしたい!」と考えたことがある。
20年ほど前の話になるが、それこそ北海道内のいろんな温泉地を訪れた。
いわゆる秘湯といわれる山奥にある温泉も訪れた。
今となっては、いい思い出。
現在はまったく違う仕事をしているが、趣味のひとつとして温泉の魅力も発信していきたい。

 

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