書籍

夏川草介『スピノザの診察室』

私は『スピノザの診察室』を読み終えたあとに『神様のカルテ』の著者でもあることを知った。後者はドラマ化されているが、私は本を読んだこともドラマを視聴したこともない。タイトルに「診察室」と書かれているので、主人公は医師である。
書籍

道尾秀介『N』

書 籍:N著 者:道尾秀介出版社:水鈴社/文藝春秋発行日:2023年10月25日 初版発行(第一刷発行を購入)【目次】名のない毒液と花落ちない魔球と鳥笑わない少女の死飛べない雄蜂の嘘消えない硝子の星眠らない刑事と犬私は、鈴木保奈美氏が出演し...
書籍

「半島」の地政学

本書では、半島を「統治不能の要塞」という言葉に置き換えて説明している。私が『半島の地政学』として真っ先に思いつくのはバルカン半島と朝鮮半島である。バルカン半島は第一次世界大戦の火種となったところであり、ユーゴスラビアが解体されたところである。朝鮮半島は日本の隣であり、かつて日本の植民地になったところであり、半島が二分されて朝鮮戦争になったところである。
十勝・帯広

西村京太郎『殺しの双曲線』

こちらの書籍は、1971年に出版した作品である。そのため現在は文庫本しか販売されていないと思っていた。書店をぶらりと歩いていると、単行本しかも愛蔵版で販売されていた。さらに、初版第1刷であったため迷わずにその場で購入した。私が西村京太郎氏を初めての知ったのは、テレビ朝日で放送されていた2時間ドラマ『西村京太郎 トラベルミステリー』である。
ブログ

SNSでの投稿で怖いのは、憶測が飛び交うこと

SNSの投稿を見ていて怖いと感じることは、自らが投稿した内容が本来の考えや目的とは異なったように解釈されることである。つまり、憶測が飛び交うことである。
北海道

帯広神社で初詣

正月は日勤の仕事があったので18時頃に帯広神社で参拝したのだが、授与所が閉所していた。神宮大麻、神札そして御守を受けたまわりたかったのだが、残念ながら願いが叶わなかった。結局、家族に依頼して、3日にそれらを受けたまわった。
自由・雑記

「友だち」を強調する人

「俺たち、友だちだろ~」「私たち、友だちだよね~」
書籍

夕木春央『十戒』

こちらの書籍を読むきっかけは、同じ著者の『方舟』の影響が大きい。『方舟』は「地下室を脱出するために必ず犠牲者となる1人を選ばなければならない」という最初からスリリングな展開がおもしろかった。
自由・雑記

スマートフォンを視聴しながら食事するのは是か非か

タイトルのとおり『スマートフォンを視聴しながら食事するのはいかがなものか?』という話題について。十把一絡げにしては埒が明かない。これは、あくまで私見。
書籍

湊かなえ『人間標本』

湊かなえ『人間標本』を読んだきっかけは、Instagramで『人間標本』の書評が記載されていたこと。また、2012年7月に発行された『白ゆき姫殺人事件』を読んだことがあった。こちらも発行されてからそれほど遅くない時期に読んだ。『白ゆき姫殺人事件』は、すべて口語体で記載されていて、独特の文書スタイルで驚いた。