人との出会いは自分自身の経験として蓄積される

教訓・人生

コミュニティを増やすことはとても大事である。
家族、職場、地域、趣味、その他の活動など。

コミュニティが少なければ、自分が困ったときに相談できる人が限られる。
たとえば、1つのコミュニティ内で問題が生じた場合、他の人に相談したり別のコミュニティに避難したりすることができない。
逆を言えば、コミュニティが多いと相談できる人が多くなる。

可能ならば、上述のように3つ以上のコミュニティをつくることが望ましい。
これは社会人にかぎらず、子どもの時期も同じである。

子どもの場合、家族、学校または幼稚園もしくは保育所という2つのコミュニティに所属している場合が多い。
私は、部活動できれば直接学校に関わらない習い事に所属することが望ましいと思う。
新しいコミュニティに所属してもこれまでのコミュニティと同じ人ばかり存在したらコミュニティの意味がなくなる。

自分が必要だと思う繋がりは多く存在したほうが良い。
そして、自分にとって必要ではない繋がりや自分にとって悪影響を与える繋がりは早く断ち切る。

コミュニティに限らず、『新たな出会い』は人生の幅を大きく広げてくれる。
自分が思いつかない考えを知ることができる。
自分の考えを客観視することができる。
自分の知らない文化に触れることができる。

人との出会いは、自分自身の経験として蓄積される。
身体を用いて新たな
ことに挑戦したり見知らぬ場所に訪れたりすることだけが経験ではない。

人の言葉をすべて真に受けるのではく、「こう思っているんだぁ」「こう感じているんだぁ」「こう考えているんだぁ」という受け止めかたで十分である。
そのなかに「こういう感じ方もあるんだ」「こういう考え方もあるんだ」といったように、自分が想像もしなかった新たな視点からの感じ方や考え方を知ることができれば、それは大きな財産になる。
自分の偏見や価値観を見直すきっかけになる。
それをもとに自分の頭で判断する。

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