戦争の遺跡

北海道・旅行

北海道も太平洋戦争の舞台になっていた。
沖縄、東京、広島といった大規模な被害に遭ったところに焦点が行きがちである。
しかし、実際に被害を受けたところは他にも数多くある。
たとえば、稚内では「真岡郵便電信局事件」というものがある。
現在でも北方領土問題が残っている。

北海道の十勝管内にも戦争の遺跡がある。
そのひとつとして、広尾町や大樹町にはトーチカが残っている。

トーチカとは、砲撃や銃弾から火器や兵士を守るために作られた小型の防御施設である。

また、本別町には“百年橋梁”といわれる鉄橋がある。
本別町は空爆の被害を受けた場所である。

百年橋梁には実際の弾痕が残っており、戦争の生々しさを実感した。
20年ほど前になるが、本別町出身で戦争経験者の講演を聞いたことがある。
目の前で人が殺される。
このような経験をしたら、私だったらおそらくトラウマになるだろう…。

現在の戦争は、ボタン操作ひとつで殺害することができる。
爆弾を搭載した無人機が飛んできたり人に近づいてきたりしてそれが爆発する。
自身が死ぬというリスクなく相手を殺害する。
とても恐ろしい。

日本は戦後80年といわれる。
「戦後○○」とは、それ以降戦争をしていないということである。
その「戦後○○年」という言葉が永遠に続いてほしい。

しかし、世界では実際に戦争が起きている。
それがとても悲しい。
始めるのは簡単だが、終わらせるのはじつに難しい。

 

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