「期限を決めない」という言葉で、子どもを不安にさせていないか?

子育て・子どもの成長

子どもが悪いことをしたとき、親は時として罰を与える。
たとえば、子どもがスマートフォンとくにSNSについて不適切な使用をすると、親が子どもからスマートフォンを取り上げることはないだろうか。
家庭にルールがあり、それを子どもが守らなかった罰として一時的に取り上げることは否定しない。
しかし、「あなたがちゃんと生活できるようになったら…」といった曖昧な目標を設定し、期限を決めずに取り上げていることはないだろうか。

「ちゃんと生活する」というのは、具体的にどういうことだろうか。
「ちゃんと」という言葉は、親の感情や気分によって大きく左右される。
子どもは目標を明確にすることができない。
目標や守ってほしいことがあれば、やはり明文化する必要がある。
親が一方的に目標を設定するのではなくて、子どもと一緒に考える。

「ちゃんと生活できたら」と期限を設定しなければ、子どもは不安になる。
見通しをもつことができない。
大人であっても、「今後の生活がどうなるかわからない」と毎日不安に怯えながら生活するのは耐えがたい。

将来が保障されているから人生を設計することができる。
たとえば、職場においても社長から「1年後に閉業します」と聞かされていれば、その期日までに新たな選択肢をつくることができる。

「見通しをもたせる」というのは、とても重要なことである。
なぜならば、不安のひとつを取り除くことができるからである
不安が増大すると、人は「怒り」の感情が出てくる。

怒りの感情を持ち込んで人生が良くなることは、ほぼない。

 

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