経験が長くなると、どうしても驕りが生じる。
私自身も然りだ。
ベテランになると指導者がいなくなる。
つまり、スーパーバイザーとして『スーパービジョン』をしてくれる人がいなくなる。
スーパービジョンとは、対人援助職者(スーパーバイジー)が指導者(スーパーバイザー)から教育を受ける過程のことをいう。
しかし、先述のとおり、指導者がいなくなるので、自分で指導者を探す必要がある。
私の場合、大ベテランの人と年に1回は面会の機会をつくってスーパービジョンを受けている。
その人と面会すると、私は自身の未熟さを痛感する。
しかし、それで良いのだ。
そのスーパーバイザーは大ベテランなのに、今も現場で活動し、つねに学ぶ姿勢を忘れない。
大ベテラン同士で集まって勉強会を開催しているらしい。
私も職場では指導者のような立場になることもあるが、こうして大ベテランの人たちと交流できていることが嬉しい。
もし私が学ぶ姿勢を失っていたら、今のように大ベテランの人たちと面会することはないだろう。
毎月、ある会合に出席している。
そのなかには、80歳を超えた人もいる。
その人は、いつも「学びを生き甲斐にしている」と口にする。
学ぶ姿勢をもち続けていると、人は離れない。
そして、人生が楽しくなる。

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