最近、「コスパ」とか「タイパ」という言葉を耳にする。
コスパとは、「コストパフォーマンス =Cost Performance」の略で、費用対効果ともいう。
これは「B/C =Benefit by Cost」つまり費用便益比のことであり、支払う費用に対し得られる効果のことである。
タイパとは、「タイムパフォーマンス =Time Performance」の略で、物事に費やした時間に対して得られる効果のことで、時間対効果といわれるらしい。
これは、2015年、原田曜平氏が当時の若者たちの実態をみてつくった造語であるようだ。
お金(=給料)より自分の時間を優先する世代を見事に反映させている言葉だと感じた。
私が講演の資料づくりに取り組んでいると、ある若者に「タイパが悪いですね」と言われたことがある。
報酬は講演に要する時間分のみ支払われるので、資料づくりでかかった分は対象外だ。
(実際、資料づくりに要する分も含めて報酬が設定されているかもしれないが…。)
日常生活でタイパを実感するのは家電であろう。
洗濯乾燥機や掃除機はその代表例であろう。
時間を有効活用することはとても良いことである。
人生は、生まれた瞬間から確実に死に近づいている。
その残された人生をどのように過ごすか。
あらゆる分野で技術は発達している。
技術は、時間を効率的にするために生産された人類の英知だ。
人生は有限であり、このブログを書いている間も将来への時間は削られている。
現在は過去によってつくられている。
そして、未来は現在をどう生きるかによってつくられる。
おそらく年齢が若い人には、人生の終着点はまだ先だと思っているだろう。
しかし、ある程度の年齢になると、残りの人生を考えるようになる。
おそらく「後悔しない人生」という言葉がテーマになる。
後悔しない人生を送るために、今どう生きるか。
生き急いでいるわけではないが、無駄な時間を過ごしたくもない。
健康と時間、そして、ゆとりのある心。


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