カーナビゲーション、いわゆるカーナビは本当に便利なものである。
目的地を設定すれば、そこまでの道案内をしてくれる。
また、目的地がかなり遠い場所であれば、複数のルートから選択することもできる。
私が自動車の運転免許を取得したころからカーナビは存在していたが、普及しているとは言えないほどであった。
今では、カーナビがなければ見知らぬ場所まで自動車を運転したいとは思わない。
私は温泉地を訪れるのが大好きである。
かなり前の話であるが、いわゆる『秘湯』を目指して自動車を走らせたことがある。
当時は自家用車にカーナビがついていなかったので、地図帳で道路を確認しながら運転した。
しかし、詳細な情報が掲載されていない地図帳は細い道路の掲載は省略されてしまう。
延々に続く山道や砂利道…。
『この道を進めば本当に目的地へ到着することができるのだろうか』と不安で不安で仕方ない。
そして、やっと到着することができたときの安心感。
『カーナビは、子育てと一緒だ』と思うようになった。
人生の1つの目標を目的地に例えるようになった。
ゴールが見える安心感、目的地へ行くための選択肢がいくつかあること、そして、その道を自分で選ぶことができること。
つまり、見通しを立たせることができる。
あとどれぐらい頑張ればゴールに到着することができるという目安。
大人でさえ、ゴールが見えない生活は不安ばかりだ。
まして、これが子どもだったら、なおさらのことである。
安心感を与えると、子どもは大人を信頼する。
守ってくれる人がいると、子どもは健やかな自立を目指す。


コメント