「心配だから」という言葉で束縛していないか?と同じで、「あなたのためだから」「あなたのことを思って」という言葉で相手を支配していないか?
このような発言をしている人の内側には『私が不安だから』『私の不安を取り除きたいから』という意味が含まれていることが多い。
不安の原因を「私」から「あなた」にすり替えている行為である。
おそらく、「あなたの~」と発言している本人は、原因のすり替えを自覚していない。
私は「すり替え行為」を知っているため、頻繁にそのような発言をする人とは距離を置いている。
私は「人は変えられない」という考えが根底にあるので、助言もしない。
もし相手に伝えるのであれば「私はこう思う」として、自分の思考を発言するだけにとどめる。
「あなたのためだから」
「あなたのことを思って」
このような発言は、親子の会話で多く見られるのではないだろうか。
子どもを親の思いどおりにしたいという期待である。
相手に期待をした瞬間、心の中で怒りの準備が始まる。
そして、相手が自分の期待どおりにならなかった場合、それは裏切りという形で現、その度合いが大きくなるにしたがって怒りも増大する。
攻撃は強い者から弱い者へと向かう。
その怒りは攻撃となり、子どもに攻撃することで、子どもは親から離れていき、親子の信頼関係を失う。
子どもの将来を考えるならば、子どもを束縛したり支配したりするのをやめよう。


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